30秒でわかる「ザ・マミー」ストーリー(ネタバレ)面白いストーリーは一文で表せる!
30秒でわかる「ザ・マミー」ストーリー:ネタバレ
面白いストーリーは一文で表せる!
ストーリーを語る時に起承転結に分けたり、序破急で表したりというのは定番の手法だが、昔読んだシナリオ養成本に「ストーリーというのは良くできたものほどその構成はシンプルであり、内容は一文で表現できる」という話を読んだ。例えばETは「地球に迷い落ちた宇宙人が地球の子供と交流を深めながらも宇宙に帰っていく話」といった具合だ。
テーマやメッセージなど、アーティストが観客に伝えたい作品のコンセプトは最も重要視されるべきで、このブログでもそういったものに対する考察は適宜やっていきたいと思うが、同時に後から作品を振り返ったときに、意外にあらすじやストーリーを忘れていることも多く、私なりにシンプル化した一文ストーリーを残しておきたいと思う。
第1回は「ザ・マミー」
往年のユニバーサルモンスターを現代に蘇らせ、それぞれのキャラクターを同じ世界でクロスオーバーさせるという、マーベルに端を発し、DCが取り組んでいるIPクロスオーバープロジェクトのまた新しい取り組みのひとつだ。なかなか観る時間がとれなくて先日ようやく劇場に駆け込んだのだが、いや、なかなかに面白いでないの❗️
作品の考察はまたの機会にするとして、今日はこれの一文ストーリーを書いておきたい。
30秒ストーリー「ザ・マミー」
〝昔、王の跡継ぎの恨みから、父親と跡継ぎの赤ん坊を殺し、自分の下僕を生き神にしようとした寸前に捕まり、生きたままミイラにされた古代エジプトの王女が、現代に蘇り自分の王国を築こうとするが、良心を失わずに不死の生き神となったトムクルーズに倒されてしまう″という話。
実際一文で表そうとすると、どこを生かしてどこを切るのか意外に難しく、要素を入れ込み過ぎると複雑極まりないわかりにくい文章になるし、逆に省きすぎるとそれはそれで伝わりにくくなるんだな。
物語を改めて捉え直して反芻するには結構有効な方法かもしれない。
またやってみよう。
ではまた!